平和ってなんだろう~この世界の片隅に~
私が住む町、呉市が舞台となってる映画「この世界の片隅に」を見ました。
戦中の普通の人たちの暮らしを、広島市から呉市に嫁いできたすずの目線で描いてあります。私たち、子どものころから、平和教育で原爆とか、空襲とかを学んできました。たまに、祖母や父からそのころの様子を聞いていましたが、子どもながらに、学校で学ぶ悲惨さと一般の人たちの生活とのギャップがあるなと感じていたんです。
もちろん、戦争は普通の人たちの生活を大きく変えてしまい、時には命まで失ってしまう悲惨なものであるには違いあません。
しかし、市井の人たちは、たくましく、穏やかに、コツコツと普通の暮らしをしているのです。
悲惨さや残酷さを次世代に伝え、平和を尊ぶ平和教育はもちろん必要です。
さらに、その時代に人々がどういった様子で暮らしていたのかをこいうった映画で知ることができれば、平和についてより考えを深めることができるのはないかと感じました。
この映画、「やさしい」んです。主人公「すず」のおっとりした性格が女優の「のん」の吹き替えでよりその穏やかさが表現されています。(「のん」さん、いろいろあったようでだけど、いいお仕事されているようで、よかったね、と親戚のおばちゃんのような心境にもなります(#^^#))
地元ならでは
普段はお客さんが少ない映画館も、いまだにこの映画ではほぼ8割がた席が埋まっていて、地元ならではの関心の高さ。
シニア以上の世代が多いのもこの映画ならでは。
だからこそなのか、特徴的なのが、
「私語が多い」こと。上映中に「あの建物は・・・だ!」とか「あそこの〇〇は・・・よ・・・」とか、普通におしゃべりしながら見る人が何人かいるのです。
また、上映中の携帯電話は・・・・というマナーはほとんど無視。さすがに電話を掛ける人はいませんが、マナーモードなしでかかってくる人が多い。私がいた上映中だけでも、4~5回かかってました。しかも、その電話を切らずに、ずっと鳴らしっぱなしにしているんです。
普通ならぎょってするようなことでも、おじちゃん・おばちゃんたちはなんでもない!
映画ってもっとおおらかに見るのもいいものかなと思いました。
映画を見る前に、ほんまる珈琲さんでランチ。
地元でこの映画を応援してる感があってほっこりです。
サンドイッチもおいしかった💛
#この世界の片隅に#ほんまる珈琲
「あなたの夢はなんですか?」と聞かれたら?
10歳の男の子が、40歳半ばの女性に
「将来の夢は何ですか?」
って聞かれたら、あなたはどう思いますか?
これ、先週、次男(小4)のクラスのゲストティーチャーとして授業をしたときにある男の子から出た質問です。
子供たちが自分の将来を考え、人生の先輩たちに「自分の夢をどうやって叶えたか」、「どんな仕事をしているのか」などを聞く、という授業に講師として参加しました。
一とおり、「市役所はどんな仕事をしているか」、「市役所の専門職(栄養士)にどうやってなったか」という話をしました。
約50分程話しての質問タイムの時、最期にある男の子から出た質問です。
「将来の夢はなんですか?」
え?40歳過ぎの私にきく?
う~~~~~、でも、1~2秒考えて、
「ピアノが弾けるようになりたいです!」
と答えました。
これは本当です。できれば、ジャズピアノが弾けるようになって格好良く即興セッションができるようになりたい!
でも、私はピアノがない・・・。君に聴かせる腕もない・・・。
と西田敏行状態の私。娘のピアノの上達に夢を馳せている状態です。
でも、この質問、結構肝をついています。
よくよく考えてみるともっと「夢」はあるような気がします。
子どももころのような無邪気な「夢」、大人になって現実的な「夢」。
大人になると両方の「夢」を併せ持つのですね。
家族の健康、幸せ。
特に、子どもたちの健康と幸せ。
経済的な余裕。
あと5キロ痩せてになっておしゃれな服が着たい。
収入は維持したまま、もっと自由度の高い仕事に転職するか、起業したい。
大好きなアートに時間をもっと使いたい(美術館巡り、デッサン教室、音楽、映画)。
といった具体的で、漠然としたもの、具体的なものが混在。夢と課題がごちゃ混ぜになってもいます。
子どもに自分のことを伝える時間だと思っていましたが、すっかり自分が考えさせられる機会になっていました。
#将来の夢#ワーキングマザー#公務員
ストレスの解消法とは
この土日は、担当業務のイベントが続いて、ほとんど出勤です。
こんな時に、夫がインフルエンザでダウン。
つまり、当てにしていた家事戦力は得られず(失礼!)、すべて私でこなすことに・・・。
加えて!入院中の父から再三の催促電話がこんな感じでかかってくる。
「海苔巻きあられはいつ持ってきてくれるのか?(先週から言ってるだろ!)」
→(ごめん、完全に忘れてます。)
「腕時計が動かん。取りに来て、時計屋にもっていってくれ。時間がわからん!」
→(勘弁してよ~、今週は仕事で行くの無理なんだって~~~(泣))
「実家に行って、かんぽ生命の証書を探して持ってきてくれ(財産整理したいから!)」
→(病院にさえ行けないのに、実家なんて行けるわけないじゃん?)
「デンターライオン2本買ってきて。」
→(とほほ。)
足が不自由で、肝臓がんを患う父。
現在は比較的状態が落ち着いているのと、認知症はないのは、ありがたいことです。
しかし、いくらもう余命宣告されていると言っても、わがままで支配的な性格には家族も辟易。
仕事と家庭と介護でがんじがらめで最近は私の気持ちもトーンダウン・・・。
子供たちとゆっくり美味しいものを食べる時間もなく、塞いだ気分です。
そんな中、仕事帰りにぶらりと寄った雑貨と洋服のお店「studio clip」さん。
ムーミンとコラボしたピアスと、ピアスケースにとガラス容器を購入。
幼少期にムーミンを見て育った世代にはグッとくるものがあります。
自宅の鏡台の上に飾ってみました。
こういったものを手元において眺めるだけで気持ちが和みます(我ながら、女子ですね(#^^#))。
ささやかなストレス解消法。
このミーのピアス、つけてみるとゆらゆら揺れていい感じ。
明日はこれをつけて頑張ろう。
そいうえば、今日、仕事でお世話になっている方から言われた言葉。
「親の介護、特に看取りは、振り返った時に、『総じて良かったのではないか。』と思えるくらいにしときなさい。完璧を目指して、娘が犠牲になることは親も望んでいないよ。」
涙が出そうになります。
人生の先輩に感謝です。
「親子」とか、「夫婦」とか、近いつながりももちろん大事ですが、身近な人たちとのゆる~~いつながりに助けられていると実感した日でした。こういった人との「出会い」があることってうれしいことですよね。
#studio clip#ムーミン#介護#看取り#ストレス解消法
10歳の誕生日
タイトルとは少しズレますが、今日は、父の今後の介護サービスの在り方を探るべく、「小規模多機能ホーム」の見学を予定していました。
しかし、先方から、「施設でインフルエンザが出たので、延期してください。」との連絡が・・・。
ああ、そういうこともあり得るのよね、と思いつつ、またの機会に延期しました。
みなさま、インフルエンザ、流行っていますね。学級閉鎖するところもあるようです。ストレスをためず、睡眠と栄養を十分にとって、気を付けましょうね。
さて、本題。
もうすぐ末っ子の誕生日。少し早いけど、直前の日曜日にみんな揃ってお祝いするのが我が家の決まり事。
10歳なので、大きなローソク1本。
ローソクを消すときにお願いことは教えてくれませんでした。
少しずつ、大きくなっていて、親離れしてくのはさみしいですが、元気にここまで大きくなってくれたことに感謝です。
でも、食欲旺盛なこの息子、ケーキを切ったあとの包丁についたクリームもきれいにこそいで食しておりました(^.^)
ところで、最近、この10歳という時期に「ニブンノイチ成人式」という儀式を学校でするということをご存知でしたか?単に、20歳の1/2だから、ニブンノイチではなく、生まれてから10年を振り返り、これから大人になっていく未来を考える取り組み。
このニブンノイチ成人式の準備の一環で、地域の大人(親)から、「仕事のこと」や「自分の夢をどうやって叶えたか」というテーマで話を聞く、というものがあります。
実は私、担任の先生に頼まれ、この講師を引き受けてしまったのです(;'∀')。
そしてその日は今週の金曜日。
子供たちに何を伝えよう、そう伝えたらいいのか、無責任なこと言えないし、
ああ、どうしよう。。。。。。。。。。。
一時は頭がまったくまとまりませんでしたが、
やっと今日準備に取り掛かりました。
このブログ同様、自分をよく見せようとするのではなく、等身大な自分でいこう!と決めると仕事はサクサク進みます。
例えば、公務員ってどういう仕事?公務員にどうやってなったか?仕事をしていてよかったこと、つらい時にどう向き合うか、10歳の時は何を考えていたか、10歳の今、大事にしてほしいこと、といった内容でパワポを作成しました。
子供たちに少しでも何かが伝わるといいなと思って臨みます。
映画「みんなの学校」と講演を聞きました。
昨日は職場で研修を受けました。
「みんなの学校」っていう映画ご存じでしたか?
私は全く知りませんでした。
なので、映画と講演という研修に対して特に目的もなく臨んだのでした。
しかし・・・・。
この映画、大号泣です。風邪もひいていますので、鼻からも目からも大量のお水があふれます。
で、その内容ですが、大阪市にあるふつーの公立小学校が舞台。
その地に住所があれば、だれでも入れる学校です。←これって、ふつーのはずなのですが、今の日本ではふつーなことではないのです。
大人からみると、やねこい子、枠にはまってくれない子、逃げ出す子、すぐ暴力をふるう子、いろんな特性を持った子供がいます。そんな子たちでも、養護学級ではなく、一般の学級にて過ごします。育っていきます。
本当は学校に行って、学びたい、友だちと遊びたいという子供が持つ気持ちを周りの大人が支えてくれます。
文字にすると簡単そうですが、そこには先生をはじめとした、いろんなスタッフ、地域の人の試行錯誤が繰り返されます。
そこには、チームワークがあります。
失敗が許され、再チャレンジできる空気があります。
どんな子供にとっても安心して自分を出せる居場所になります。
周りの大人たちも充実感を持って働くことができます。
初代校長の木村さんの講演も、等身大の言葉で、感動しました。
でも・・・。
この研修を受けて、自分の生活に何か落とし込めるものがあるだろうか・・・?
という呆然感も湧きあがります。
もちろん、私は学校に勤める人ではありません。
では、職場のチームワーク?市民サービスの見直し?
子育てに役立てる?
どれもしっくりきません。
でも、自分にはあんな先生たちのようにはできない・・・。なんて諦めたくないな。(←意外と負けず嫌いなので(^.^))
すぐに答えがでないのも、良いのでしょう。
それだけ、心を動かされているということ。
さて、研修後は、監督職同期たちと女子会。
「清」さんで、女子たちと大いに笑い、食べました。
ついでに、「コロスケ」さんでたこ焼きも!
雪の中・・・
いきなりですが、ああ、腹が立つ。
昨日は雪。この地域では何年かに1回という寒波が到来している。
おかげで今日起きたら積雪2センチ程度。
大雪警報が発令され、昼過ぎまでは最大積雪30センチ(そんなには積もらないでしょう!)で、警戒とのこと。
こんな日は、外出を控えたい。車のタイヤは何も装備していないし、歩いて転げるかもしれない。
食料品は明日までは何とかなる。
よし、今日はインドア日和だ!(わくわく)と目論んだ私。
早速、予定していた小規模多機能ホームの見学を調整。来週でもOKとのこと。
次に、父の病院への見舞い。着替えは充分病院にあるから問題なし。持ってきてほしいといわれていたゆうちょの通帳と印鑑、みかんを入れるネットはどうしても今日でなくてもいいだろう。
ということで父の携帯電話にその旨電話。
すると、
父:「明日、ゆうちょの職員が病院まで来て手続するようになっている。今日絶対持ってきてほしい。」
私:「雪が積もってて、車の運転はあぶない。今日は外出しないほうがいいと思う。ゆうちょに来てもらうのを延期したらよいのでは?」
父:「もう何度も延期してもらって申し訳ない。歩いてでも、タクシーでもいいから、今日絶対持ってきてくれ!」
私:「はあ?ゆうちょは仕事なんだから、事情を言って、延期を頼んでも構わないよ。歩いたり、タクシー使ったり、そこまでしなくちゃいけないの?」(←すでにキレ気味。)
結局、話は平行線で、昼まで待って、天候次第でどうするか決めようということに・・・。
私からしてみると、頑固でわがままな父親。
こんな天候なのだから、私の身の安全を考えてくれてもいいんじゃない?こうなると意地でも行きたくなくなるぞ!
あ、いかん、ここで、メタ認知機能を発揮せねば。
・・・こんな喧嘩ができるのも今のうち。寒さと、雪慣れしていないのとで、外出が億劫になっている自分がいるな。
結局、タクシー使って、子供たちとランチがてら出かける。
父はお望みのものが来て、満足そう。私はわざわざ来てやったオーラ全開。
親子だからこそわがままや地を出せるのかもね。
ランチは和食の「大地」さんで。やさしい和の味にほっこり(#^^#)。
将来は食関連の仕事に興味がある娘と、「サタデーランチの会」を結成しようと盛り上がる。