終わってみれば呆気ない
父の葬儀の日は、この時期に珍しく、雪が降る。
父の死と、この天候を関連付けるようや事を言う人もいるが、私にはそんな気になれない。
今、私の心に登ってくる感情は、悲しさ、寂しさというよりは、
終わってみれば呆気なかったな、
という感慨のようなもの。
独居の父を看取るということは、このブログのタイトルどおり、奮闘、いや、死闘に近い覚悟をしたつもりだった。
もちろん、自分の家庭、仕事とのバランスをとりながらいろんな人達の力を借りながら必死にやってきた。
でも、当たり前だけど、父が亡くなれば、それも終わり。
悲しさや寂しさが強くなるはこれからだろうか。
それとも、父の最期を穏やかに家で過ごせた事が、今のこの気持ちの余裕につながっているのだろうか。
#在宅看取り#在宅医療#在宅介護