本当に後悔はなかったのか?
父の逝去から一週間が経ちました。
命日の前日が17歳の誕生日だった長男のお祝いもし、通夜、葬儀、遺品の整理と、やる事が多い一週間でした。
さて、後悔したくないという思いから選択した在宅看取りでしたが、本当に後悔はなかったのでしょうか?
結論から言うと、NOです。
在宅を決意し、いろんな人達の力を借りながら最後までやりきったという点では、父にとっても、私にとってもよかったと思います。
ただ、もっと早くに父のことに向き合っていればよかったという思いが今になって湧き上がってきます。
しかし、事情を知っているいろんな人から、私が「すっきりした顔をしてる」と言われます。
やりきった感が出ているのでしょうか?
庭の梅の見頃は終わり、桜の季節です。
この梅の木は、生前父が植えたものでした。
父の最期の時をこの梅は見ていたのでしょうか。
きっと私はこの先、梅が咲き、梅が散り、桜が咲く季節が巡る時には、この父との最期の時間を思い出すのでしょう。
このブログは、これにて終了いたします。
親の看取りについて、何かを記し、発信できればという思いで始めたブログでした。
しかし、書くことで自分の気持ちの整理が出来、前向きに捉えられるという効能があったように思います。
読んでくださった方々、ご指南頂いたゆきこさん、まだお会いした事はないけれど、励ましてくださったたにせんさん、本当にありがとうございました。
明日から忌引きが明け、通常の仕事に戻ります。煩悩の多いこの世でまた生きていきます!
ありがとうございました!