はたらく母さん 看取り奮闘記

働いて、子育てしながら、親の看取りはできるかな?

下がらない血圧

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こんにちは、ゆきしんです。

 

先々週、病院から老健に移った父。

移った当初から血圧が上がり、環境の変化かな?と様子見でしたが、下がる気配がなく、

結局、降圧剤が一錠追加になりました。

 

腰の痛みは取れず、リハビリもしたり、しなかったりの様子。

 

老健スタッフの看護師さんや、理学療法士さん、よく様子を見てくださり、その様子を私に電話で伝えてくださいます。

 

いろいろ話す中で、もうどうにもならない事も多い状態ですが、出来るだけ楽に、辛くないように過ごさせてやりたいという気持ちは共有できたように思います。

 

一緒に父のことを本気でかんがてくれる姿勢に感謝です。

 

ラク家事でいいのだ!

働く母は忙しい。

 

母でもあるし、妻でもあるし、嫁でもあるし、

娘でもあるし、職場では一社会人だ。

 

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なにも好きでコンビニ弁当やスーパーの惣菜を子どもに食べさせてるわけではないんだよ。

そりゃあ、後ろめたいさ。

でも、どんなものにもデッドラインがあって、そこを守りながらギリギリで走ってる。

いつもいつも、バラエティ豊かな食卓というわけにはいかないさ。

 

そして、人は時間がきたらお腹が空く。

ますますデッドラインは近づく。

だから、あれもこれも作ってはいられない。

 

 

一汁一菜でいい。

なんなら、ご飯と具たっぷりの味噌汁だけでいい。

という至ってシンプルな提案。

 

ああ、そうか。

献立、とか、あれもこれもという一種の脅迫観念に囚われていたのか?

もっとラクに、シンプルに食べていいんだ。

そしてそれが幸せ感とか、充実感に繋がっていくのかも…と、気づかせてもらった本でした!

 

 

 

 

環境変化の影響は。。。

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昨年6月に圧迫骨折にて救急搬送されて以来、転院を繰り返していた父は、先週、市内の老人保健施設に移りました。

移ってから2~3日は血圧が高い日が続きました。

昨日、初めて見舞いに行くと、かなり弱っている様子。

話をしてみると、「腰が痛い」とのこと。あと、「病院に戻りたい」とのこと。

 

この腰の痛みは、昨年6月に腰椎に圧迫骨折をした痛みなのか、がんがもたらす疼痛なのかははっきりしませんが、鎮痛剤はトラマール25mgとカロナール50mgがそれぞれ4錠ずつ、計8錠出ています。

 

この、8錠という量、もう限度なのだそうです。

それでも痛みがあり、つらい場合はどうなるのでしょうか?

昨日、そのことを施設の看護師さんに言ってみると、医師に相談しますと言われました。

 

もしかしたら医療用麻薬など使う日も来るのかもしれません。

この医療麻薬、なにやら芸能人のゴシップで最近はよいイメージがないですが、

適切に使うことにより、痛みを感じることなく日々を過ごせるものであります。

 

いわゆる介護施設に行ったことがない父。

在宅での介護サービスは利用していましたが、身障手帳を持っていたため、ほとんど医療入院でお世話になっていました。

入院と介護入所では少し勝手が違います。

なので、慣れていた病院に戻りたいのか。

それも困りものですが・・・。

 

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ちなみに、施設では、食品持ち込みが絶対不可です。

その点、入院はゆるくて、見て見ぬふりをしてくれていました。

なので、父は大好きなみかんを私に言いつけては買ってきていましたが、今回はそれもダメです。

もう長くないのだからみかんぐらい食べさせてやりたい…という気持ちと施設の中毒予防や体調管理の立場も分かるので、辛いところです。

 

#老人保健施設#環境変化#疼痛管理

 

 

 

 

 

 

       

 

平和ってなんだろう~この世界の片隅に~

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私が住む町、呉市が舞台となってる映画「この世界の片隅にを見ました。

 

戦中の普通の人たちの暮らしを、広島市から呉市に嫁いできたすずの目線で描いてあります。私たち、子どものころから、平和教育で原爆とか、空襲とかを学んできました。たまに、祖母や父からそのころの様子を聞いていましたが、子どもながらに、学校で学ぶ悲惨さと一般の人たちの生活とのギャップがあるなと感じていたんです。

 

もちろん、戦争は普通の人たちの生活を大きく変えてしまい、時には命まで失ってしまう悲惨なものであるには違いあません。

 

しかし、市井の人たちは、たくましく、穏やかに、コツコツと普通の暮らしをしているのです

 

悲惨さや残酷さを次世代に伝え、平和を尊ぶ平和教育はもちろん必要です。

さらに、その時代に人々がどういった様子で暮らしていたのかをこいうった映画で知ることができれば、平和についてより考えを深めることができるのはないかと感じました。

 

この映画、「やさしい」んです。主人公「すず」のおっとりした性格が女優の「のん」の吹き替えでよりその穏やかさが表現されています。(「のん」さん、いろいろあったようでだけど、いいお仕事されているようで、よかったね、と親戚のおばちゃんのような心境にもなります(#^^#))

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地元ならでは

普段はお客さんが少ない映画館も、いまだにこの映画ではほぼ8割がた席が埋まっていて、地元ならではの関心の高さ。

シニア以上の世代が多いのもこの映画ならでは。

だからこそなのか、特徴的なのが、

「私語が多い」こと。上映中に「あの建物は・・・だ!」とか「あそこの〇〇は・・・よ・・・」とか、普通におしゃべりしながら見る人が何人かいるのです。

また、上映中の携帯電話は・・・・というマナーはほとんど無視。さすがに電話を掛ける人はいませんが、マナーモードなしでかかってくる人が多い。私がいた上映中だけでも、4~5回かかってました。しかも、その電話を切らずに、ずっと鳴らしっぱなしにしているんです。

 

普通ならぎょってするようなことでも、おじちゃん・おばちゃんたちはなんでもない!

映画ってもっとおおらかに見るのもいいものかなと思いました。

 

映画を見る前に、ほんまる珈琲さんでランチ。

honmaru.jimdo.com

地元でこの映画を応援してる感があってほっこりです。

サンドイッチもおいしかった💛

 

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#この世界の片隅に#ほんまる珈琲

 

 

 

 

「あなたの夢はなんですか?」と聞かれたら?

10歳の男の子が、40歳半ばの女性に

「将来の夢は何ですか?」

って聞かれたら、あなたはどう思いますか?

 

これ、先週、次男(小4)のクラスのゲストティーチャーとして授業をしたときにある男の子から出た質問です。

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 子供たちが自分の将来を考え、人生の先輩たちに「自分の夢をどうやって叶えたか」、「どんな仕事をしているのか」などを聞く、という授業に講師として参加しました。

 

 一とおり、「市役所はどんな仕事をしているか」、「市役所の専門職(栄養士)にどうやってなったか」という話をしました。

 

 約50分程話しての質問タイムの時、最期にある男の子から出た質問です。

 

「将来の夢はなんですか?」

 

え?40歳過ぎの私にきく?

う~~~~~、でも、1~2秒考えて、

 

「ピアノが弾けるようになりたいです!」

 

と答えました。

 

これは本当です。できれば、ジャズピアノが弾けるようになって格好良く即興セッションができるようになりたい!

でも、私はピアノがない・・・。君に聴かせる腕もない・・・。

西田敏行状態の私。娘のピアノの上達に夢を馳せている状態です。

 

でも、この質問、結構肝をついています。

よくよく考えてみるともっと「夢」はあるような気がします。

子どももころのような無邪気な「夢」、大人になって現実的な「夢」。

大人になると両方の「夢」を併せ持つのですね。

 

家族の健康、幸せ。

特に、子どもたちの健康と幸せ。

経済的な余裕。

あと5キロ痩せてになっておしゃれな服が着たい。

収入は維持したまま、もっと自由度の高い仕事に転職するか、起業したい。

大好きなアートに時間をもっと使いたい(美術館巡り、デッサン教室、音楽、映画)。

といった具体的で、漠然としたもの、具体的なものが混在。夢と課題がごちゃ混ぜになってもいます。

 

子どもに自分のことを伝える時間だと思っていましたが、すっかり自分が考えさせられる機会になっていました。

 

#将来の夢#ワーキングマザー#公務員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストレスの解消法とは

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この土日は、担当業務のイベントが続いて、ほとんど出勤です。

こんな時に、夫がインフルエンザでダウン。

つまり、当てにしていた家事戦力は得られず(失礼!)、すべて私でこなすことに・・・。

 

加えて!入院中の父から再三の催促電話がこんな感じでかかってくる。

海苔巻きあられはいつ持ってきてくれるのか?(先週から言ってるだろ!)」

→(ごめん、完全に忘れてます。)

「腕時計が動かん。取りに来て、時計屋にもっていってくれ。時間がわからん!

→(勘弁してよ~、今週は仕事で行くの無理なんだって~~~(泣))

「実家に行って、かんぽ生命の証書を探して持ってきてくれ(財産整理したいから!)」

→(病院にさえ行けないのに、実家なんて行けるわけないじゃん?)

デンターライオン2本買ってきて。」

→(とほほ。)

 

足が不自由で、肝臓がんを患う父。

現在は比較的状態が落ち着いているのと、認知症はないのは、ありがたいことです。

しかし、いくらもう余命宣告されていると言っても、わがままで支配的な性格には家族も辟易。

 

仕事と家庭と介護でがんじがらめで最近は私の気持ちもトーンダウン・・・。

子供たちとゆっくり美味しいものを食べる時間もなく、塞いだ気分です。

 

そんな中、仕事帰りにぶらりと寄った雑貨と洋服のお店「studio clip」さん。

http://www.studio-clip.jp/

 

ムーミンとコラボしたピアスと、ピアスケースにとガラス容器を購入。

幼少期にムーミンを見て育った世代にはグッとくるものがあります。

自宅の鏡台の上に飾ってみました。

 

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こういったものを手元において眺めるだけで気持ちが和みます(我ながら、女子ですね(#^^#))。

 

ささやかなストレス解消法。

このミーのピアス、つけてみるとゆらゆら揺れていい感じ。

明日はこれをつけて頑張ろう。

 

そいうえば、今日、仕事でお世話になっている方から言われた言葉。

「親の介護、特に看取りは、振り返った時に、『総じて良かったのではないか。』と思えるくらいにしときなさい。完璧を目指して、娘が犠牲になることは親も望んでいないよ。」

涙が出そうになります。

人生の先輩に感謝です。

 

「親子」とか、「夫婦」とか、近いつながりももちろん大事ですが、身近な人たちとのゆる~~いつながりに助けられていると実感した日でした。こういった人との「出会い」があることってうれしいことですよね。

 

#studio clip#ムーミン#介護#看取り#ストレス解消法

 

 

 

 

 

10歳の誕生日

タイトルとは少しズレますが、今日は、父の今後の介護サービスの在り方を探るべく、「小規模多機能ホーム」の見学を予定していました。

 

しかし、先方から、「施設でインフルエンザが出たので、延期してください。」との連絡が・・・。

 

ああ、そういうこともあり得るのよね、と思いつつ、またの機会に延期しました。

みなさま、インフルエンザ、流行っていますね。学級閉鎖するところもあるようです。ストレスをためず、睡眠と栄養を十分にとって、気を付けましょうね。

 

さて、本題。

もうすぐ末っ子の誕生日。少し早いけど、直前の日曜日にみんな揃ってお祝いするのが我が家の決まり事。

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10歳なので、大きなローソク1本。

 

ローソクを消すときにお願いことは教えてくれませんでした。

少しずつ、大きくなっていて、親離れしてくのはさみしいですが、元気にここまで大きくなってくれたことに感謝です。

 

でも、食欲旺盛なこの息子、ケーキを切ったあとの包丁についたクリームもきれいにこそいで食しておりました(^.^) 

 

ところで、最近、この10歳という時期に「ニブンノイチ成人式」という儀式を学校でするということをご存知でしたか?単に、20歳の1/2だから、ニブンノイチではなく、生まれてから10年を振り返り、これから大人になっていく未来を考える取り組み。

 

このニブンノイチ成人式の準備の一環で、地域の大人(親)から、「仕事のこと」や「自分の夢をどうやって叶えたか」というテーマで話を聞く、というものがあります。

 

実は私、担任の先生に頼まれ、この講師を引き受けてしまったのです(;'∀')。

そしてその日は今週の金曜日。

 

子供たちに何を伝えよう、そう伝えたらいいのか、無責任なこと言えないし、

ああ、どうしよう。。。。。。。。。。。

一時は頭がまったくまとまりませんでしたが、

やっと今日準備に取り掛かりました。

 

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このブログ同様、自分をよく見せようとするのではなく、等身大な自分でいこう!と決めると仕事はサクサク進みます。

例えば、公務員ってどういう仕事?公務員にどうやってなったか?仕事をしていてよかったこと、つらい時にどう向き合うか、10歳の時は何を考えていたか、10歳の今、大事にしてほしいこと、といった内容でパワポを作成しました。

 

子供たちに少しでも何かが伝わるといいなと思って臨みます。